引っ張る程の話じゃないのに更新ができませんでした、失礼!では、つづき。
飛行機が遅れるなんてよくある事とわかっていたけど、実際に乗継で乗れなかったというのは初めての経験でした。 そしてこの便には日本人は私ひとり・・・。
早速、ゲート近くの〇ーストリア航空のチケットカウンターに行くと、同じ便の人も乗継ができなかったようで数名の人が並んでいました。
「ここでは英語を話さないといけないのか~。久ぶりの英語だな。どう言えばよかったっけ?」
とすっかり英語から離れてしまっていたことを後悔する。 イタリア語向上のため英語の使用を封印してしまってから随分経つような気がします。 そんな時、一番離れた窓口からかわいい声の日本語が聞こえてきたのです。
「ありがとうございますぅ♪」
”捨てる神あれば、拾う神あり!”(古い!)です。 一番奥のカウンターのお客さんはどうも日本人のようで〇ーストリア航空の金髪女性も日本語をペラペラ話しているのです! もちろん迷うことなくその列に即、移動。(笑)
そこにはパリから同じく1時間遅れ(こっちもかい!)の〇ーストリア航空の便に乗ってウィーンまで来て、私の乗る成田行きの便を逃した男性と女性が居たのでした。 そこで一緒に乗継の便を探してもらうことになり、
〇ーストリア航空の方: 「今日の夜8時の北京行きに乗ってください。これを逃すと明日は空きがありません。」
私たち3人: 「8時~!! 今から6時間もある・・・けど仕方がないですね。」
〇ーストリア航空の方は慣れた手順でサービスの食事チケットが出る旨、北京からの乗り継ぎはANAで日付が変わるので今チェックインできないから、北京では一度スーツケースをピックアップして中国に入国し、ANAのカウンターでチェックインしないといけない、乗り換えに2時間あるから大丈夫という旨をテキパキと日本語で説明してくれました。
そして私たちはここで会ったのも何かの縁なので8時の便まで3人一緒にウィーン観光をすることに決定したのでした(パチパチパチパチ~)
パリからの2人も偶然乗り合わせただけの仲で女性はパリコレに出演して帰国するモデルのモネちゃん。 そして男性は2年半ぶりの帰国でフランスのサーカス学校を卒業して今はヨーヨーを使った大道芸をパリやっているYukki。 私よりもう~んと若いかわいい2人でした。もちろん私の実年齢は内緒のまま時は過ぎて行ったのは言うまでもありません(笑)。
まず、シャトルバスでウィーンの中心部へ。 しかし私たちガイドも地図もないのでバスを降りてからは何所へ向かうべきかも解らず、まずは沢山の人が向かう方へ行くことにしました。 そこで、すかさず元気なモネちゃんが躊躇することもなく道行く日本人留学生を発見し
「Are you Japanese?」と声をかけ(爆)、ウィーンの見どころと美味しいものを聞き出すことに成功!
そして、留学生お勧めのSt.Stephan教会(たぶんそういう名前)を見学。正面がどこかもよくわからなかったので教会内のガイドの写真をパチリ。
ここです→
観光中のモネちゃんとYukki。
そしてかわいい通り沿いにあるレストランを発見し外から3人で覗いていると全員同じものを食べているのです!
「きっとこれが名物のウィーンカツレツだ!」と思っていると
モネちゃんがレストランから出てきた日本人女性にまた声を掛けこのカツレツを食べたることを強く勧められたのでした。 3人でしばらく考えた結果、仕方なく諦めました(涙)。 3人とも遅れた飛行機の中で機内食を完食したばかりだったのです。 その後、清潔感のあるウィーンの街をブラブラして王宮?らしき建物を見てゆっくりお茶とお喋りをして無事、4時間観光をして空港に戻ったのでした。 偶然出会った3人で楽しく観光! 「飛行機の遅れも悪くない。」って思ったのもつかの間・・・
その3につづく・・・ 引っ張りすぎ? すんません。